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【餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?】会計は「隠し絵」のようなもの、数値を鵜呑みにしてはいけない
こんにちは。
しもやん(@shimoyan0101)です。
このブログでは書籍
『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』を
ギュッとまとめて紹介しています。
餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?
著者 山岡 道夫
淺野 忠克
コハダは儲かる。大トロは儲からない。
餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?
ざっくりまとめました。
大トロの握りは儲かる?
キミは大トロの握りは儲かると思うかね?
結論から言うと儲からない。
一貫あたりの利益が多くても
儲からないのだよ。
コハダと大トロ
考えるポイントは儲けと資金量だ。
確かに
一貫あたりの利益は
トロの方が大きいから
コハダより儲かるように錯覚する。
資金を回転させる
しかし、
資金量に着目すると
コハダに軍配が上がる。
それぞれを
購入した資金が、
再び現金になるまでの時間が第一のポイントだ。
コハダは大トロより、
ずっと短い一日で現金に変わる。
少ない資金を繰り返し回転させることで、
たくさん現金を稼ぎ出せる。
大トロは売り切るまでに
一ヵ月もかかるから、
その間、資金が寝てしまう。
常識をひっくり返したのが回転寿司
「大トロは儲からない」という
常識をひっくり返したのが回転寿司だ。
クロマグロの大トロであっても
仕入れルートが確保でき
客がどんどん食べれれば
回転速度は速まる。
資金滞留
1本100万円するクロマグロを
1日で売り切ることができたら
資金が滞留する期間は
コハダと同じ1日だけだ。
多少、安く売っても
大トロの握りは儲かる商品に変わる。
これが回転寿司が儲かるひみつだ。
会計は「隠し絵」のようなもの
この世の中に、
絶対に正しい決算書などは存在しません。
少しだけルールを踏み外せば、
利益は簡単に操作できます。
会計は経営と一体で学ぶことが大切
会計は「隠し絵」でもあります。
単なる数字の羅列ではありません。
会計資料をじっくり見ると、
不思議な「隠し絵」が浮かび上がってきます。
会計を経営に利用するためには、
「この隠し絵」の存在と
その解読方法を知る必要があります。
まとめ
経営とは会社を潰さないことだ。
そして、経営には会計が不可欠だ。
しかし
会計数値を鵜呑みにしてはいけない。
少しでも
興味を持ってもらえれば嬉しいです(^^)
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