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【本の要約】僕の人生には事件が起きない
こんにちは。
しもやん(@shimoyan0101)です。
このブログでは書籍
『僕の人生には事件が起きない』を
ギュッとまとめて紹介しています。
もくじ
僕の人生には事件が起きない
著者 岩井 勇気(ハライチ)
僕だけが感じている非日常。
僕の人生には事件が起きない
ざっくりまとめました。
あんかけラーメンの汁
僕の中で大流行した食べ物があった、
インスタントのあんかけラーメンだ。
しょうゆ味の袋麺なのだが、
他のインスタントラーメンと違い
作るスープが絶妙にトロトロとしていて美味しい。
2日に1袋のペースで食べるくらい、
あんかけラーメン中毒になっていた。
そして
あんかけラーメン中毒の僕は
この美味しいスープをいつでも飲めればな…
という奇妙な願望を抱いた。
それと同時に、
この前買った水筒があるじゃないかと、
閃いてしまったのだ。
ラーメンの汁の入った水筒
そして水筒に
あんかけラーメンのスープの粉を入れ
お湯を注ぎ、
持ち歩きできる
あんかけラーメンの汁を完成させた。
そのあんかけラーメンの汁の入った水筒を持ち、
出かけることにした。
背徳感に似た感覚
天気の良い昼間の公園は、
子供とその母親達で賑わっていて
幸せな空気が流れていた。
僕は空いているベンチに腰かけ
流れる雲を見ながらじっと座っていた。
そしてもちろん、ゆっくりと
バッグから水筒を取り出し、
あんかけラーメンの汁を飲んだのだ。
日常の平和な風景に
潜む狂気の沙汰に僕は震えた。
たまに子供達を凝視しながら飲んだ。
この行為が何なのかと聞かれたらわからないが、
確実に背徳感に似た感覚を覚えていた。
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ポチップ
まとめ
日常生活に、いつもやらないことを
少し加えるだけで全然違う風景に見える。
あんかけラーメンの汁は
それを教えてくれた気がした。
少しでも
興味を持ってもらえれば嬉しいです(^^)
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