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【カイジから学ぶお金の話】「命より重い!」お金の話。永遠に返済できないお金
こんにちは。
しもやん(@shimoyan0101)です。
このブログでは書籍
『カイジ「命より重い!」お金の話』を
ギュッとまとめて紹介しています。
カイジ「命より重い!」お金の話
著者 木暮 太一
利子の仕組みを知らないとダマされる。
カイジ「命より重い!」お金の話
ざっくりまとめました。
ポイントが2倍「リボ払い」
各クレジット会社は
毎月の返済額が少なくなるような
リボ払いを勧めています。
「リボ払いに変更するとポイントが2倍」
などというフレーズで、
カード利用者に
リボ払いをうながしています。
「リボ払い」にするということ
「リボ払い」にするということは、
支払うべきお金を先延ばしにしていることです。
借金の期間が長ければ
それだけ
利息も高くつきます。
このときの利息は複利で計算されています。
クレジット会社からすれば
威力のある「複利」で長い間、
借金していてもらいたいのです。
利子の練習問題
あなたは銀行から
年率12%で
100万円借りました。
銀行から
「返済が大変でしょうから、
返済は月々1万円でいいですよ」
と言われます。
毎月の返済額が減るのは
あなたにとっても嬉しいことであり
さっそく、その条件で契約しました。
さて、
あなたが借金を返済し終わるのは
何年後のことでしょうか?
A、5年
B、8.3年
C、10年
練習問題の解答
正解は
「返済は永遠に終わらない」です。
【解説】
あなたが払う利息は
毎年12万円になります。
(100万円×12%)
毎月1万円返済していくということは
あなたの返済額は
毎年12万円になります。
つまり、
あなたが返済している
毎月1万円は
すべて金利部分であり
元本の返済はしていない
ことになります。
お金よりも大事なものがある
「お金では幸せにはなれない」
「お金よりも大事なものがある」
この意見に意見に関しては
私も基本的には賛成です。
でも、だからといって
「お金についての知識を持たなくてもいい」
ということにはなりません。
日本の学校教育
そもそも、
日本の学校教育で「お金」について
あまり教えないのはなぜでしょうか。
お金の話について話すと、
「恥ずかしい」とか「ケチくさい」とか
日本人はそういうイメージを
強く持っているようです。
しかし、そうした考え方は、
日本の若い世代に
明らかな弊害をもたらしはじめています。
まとめ
ただ知らないだけで不幸の
どん底に落ちる人が後を絶ちません。
知らないということが
「お金が命より重い」状況をつくっている。
少しでも
興味を持ってもらえれば嬉しいです(^^)
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