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【発酵野郎!世界一のビールを野生酵母でつくる】伊勢から世界へクラフトビールを届ける
こんにちは。
しもやん(@shimoyan0101)です。
このブログでは書籍
『発酵野朗!世界一のビールを野生酵母でつくる』を
ギュッとまとめて紹介しています。
発酵野朗!世界一のビールを野生酵母でつくる
著者 鈴木 成宗
世界で金賞を取ったクラフトビール。
発酵野朗!世界一のビールを野生酵母でつくる
ざっくりまとめました。
ビールは生きもの
ビールとは
酵母が織りなす「生きもの」だ。
ビールは
数千、数億の微生物のチカラによって
生み出される。
酵母採りは虫取りと同じ
私は、新しい「酵母」を求めて時間があれば
取りにいつまでも出かける。
酵母採りと、聞くと
難しく聞こえるかもしれないが
虫採りと同じだ。
カブトムシがいそうなところに
酵母はいる。
花や腐った果実、木の樹液などに
酵母は存在する。
醸造家(ブルワー)
どんなホップと麦芽を使い
どの酵母を組み合わせるか
そして
それをどう仕込むか
これが
醸造家(ブルワー)の腕のみせどころだ。
ビールの製造工程
カンタンに説明するとこうなる。
① 仕込み釜に麦芽とお湯を入れ、
麦汁を作る。
② 麦汁にポップを加え煮沸し、
苦みを出す。
③ 酵母を投入して、寝かせ、
全体になじませる。
社長のスペシャルビール
個性的なビールを作ろうと
社長スペシャル第1号
『ファイブホップ・
インペリアル・ウィートエール』を
商品化したところ
ドライで野生味があると人気になった。
二度と再現できないビール
残念なことにビール酵母に用いた菌は
たくさんの微生物から構成されていて
商品の再現性はなく、限定商品だけで終った。
要するに
同じものを二度と作れないのである。
やってみようという精神
ノリでつくっているから、
もう二度と同じものはつくれない。
面白そうだから
やってみようという精神は忘れたくない。
おこがましいが、
限定ビールはいつもすぐ完売する。
行動して、失敗して学ぶ、その繰り返し
ビール造りを始めた動機が不純すぎたのか
ここまでの道のは平たんではなかった。
潰れる心配のない老舗の餅屋のせがれ。
二軒茶屋餅
「400年以上続いた餅屋をオレの道楽で潰してしまう」と眠れない日が続いた。
トンネルを抜けたのは
無謀な20代の決断は、
暗黒の30代の入り口だった。
永遠に続くと思われた
トンネルを抜けたのは40代。
起死回生の一発であった。
「世界一のビールの座」を手に入れた。
恐ろしいくらい何も変化が起きなかった。
50代になった今、ようやく
世界のクラフトビールの頂上を目指せる
体制が整いつつある。
伊勢角屋麦酒
・公式ホームページ
→ 伊勢角屋麦酒
・伊勢神宮 おかげ横丁
→ 伊勢角屋麦酒内宮前店
ビールと鳥羽産の牡蠣をつかった
料理が楽しめます。
まとめ
ビールを完成させるには
失敗の数がモノをいう世界なのだ。
失敗とは、
おいしくないビールが
できる方法を知るということだ。
少しでも
興味を持ってもらえれば嬉しいです(^^)
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