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【池上彰の世界の見方、アメリカ2】とてつもない先進国と大変な発展途上国が一緒になった国『アメリカ合衆国』

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本文は1395文字です。

こんにちは。
しもやん(@shimoyan0101)です。

このブログでは書籍



『池上彰の世界の見方 アメリカ2⁡  超大国の光と陰』を



ギュッとまとめて紹介しています。

もくじ

池上彰の世界の見方 アメリカ2  超大国の光と陰

著者 池上 彰




囚人労働が「刑務所ビジネス」になった。⁡



池上彰の世界の見方 アメリカ2
⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡
ざっくりまとめました。⁡

まるで現代の奴隷制


実は、




大勢の黒人たちが

刑務所で⁡労働させられている
という構造は⁡


今も続いています。⁡

⁡⁡


アメリカ全人口の13%しか占めていない


黒人が⁡


収監者数の全収監者の占める比率は⁡

約40%です。⁡

受刑者が民間企業の労働力⁡


アメリカでは


受刑者が

民間企業の労働力⁡として

安価に使われ、




それによって⁡




企業が高い利潤を上げる。⁡

仕組みは「産獄複合体」といわれ、⁡

「まるで現代の奴隷制だ」⁡


と問題視されています。




黒人たちを



意図的に多くの逮捕・収監して⁡

長期にわたって「現代の奴隷」のように⁡

働かせているのではないか、⁡



ということです。⁡



黒人への暴力と差別


以前から、



白人警察官の過剰な暴力

黒人が死亡するケースは、

繰り返されてきました。




2019年に警察による


武力行使で殺された人は1096人


そのうち

・白人が443人

・黒人が277人




アメリカ全人口の13%しか占めていない黒人が⁡

いかに殺されているかがわかります。


白人警察官


どうして、こんなことが繰り返されるのか?



そもそも、

白人警察官の

黒人に対する

差別意識が非常に強い


ということにあります。





ひとつは、奴隷制時代の歴史」。





もうひとつは、

アメリカが「銃社会」だからです。




実は、

白人警察官も命がけなのです。




ちょっと職務質問する時にも、

相手が銃を持って

いきなり撃ってくるかもしれない。



銃への恐怖心を常に抱いているわけです。


アメリカの大学生に人気の就職先


アメリカの大学生に人気の就職先



ティーチ フォー アメリカ



という教育機関のNPO団体があります。


参考図書:『パトリックと本を読む』





優秀な学生が貧しい地区に行き

子どもたちに勉強を教えるのですが

その資金は企業から提供してもらってます。






アメリカの大学生には

子どもたちに勉強を教えたい

という人が多いのです。


アメリカと日本の違い


日本にも所得が非常に低くて塾に通えない。



だから、大学にも行けないような

子どもたちのために



いろいろ支援活動する
ボランティア団体があります。




経済格差のしわ寄せが

弱者に向かう状況


アメリカも日本も変わりません。




そういう現実があるということですね。

まとめ⁡

黒人差別は奴隷解放宣言から⁡
150年以上経った、今でも⁡
カタチを変えて続いているのです。⁡


とてつもない先進国と

大変な発展途上国が⁡

一緒になっているのが

アメリカっていう国。⁡



少しでも⁡
興味を持ってもらえれば嬉しいです(^^)⁡

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